DJEBEL250XCは、コンセプトの明確さ、スペック、装備、コストパフォーマンスに優れる良いバイクと正直にほめたい。
クラス最大のパワーとトルクは魅力。
17リットルタンクは余裕だし、大口径ヘッドライトも安心感がある。デジタルメーターも、XR250オーナーとしてはうらやましいところである。
そして最後に強調しておきたいのが、これだけのスペック、装備でありばがら、乾燥重量118kgとXR250よりも軽く押さえている点。国内外ツーリングやエンデューロレース入門など、色々な局面を考えて、設計に苦心したエンジニアの意気込みが見えるようなマシンだ。
競合としてはXR-VAJAになるのだろうが、こちらは、あくまでXR250ベースの呪縛が強く、またフロントヘビーな印象が強く、いまいち好きになれない。DJEBEL250XCの方がコンセプトに沿った明解な設計思想を感じる。
でも、今回はねぇ。おじさん見た目優先だったのよ。というわけでXR250の勝ち。
でもSUZUKIさんは、
DRーZ400Sなる、国内モデルとして最大の400cc市販モデルがあるわけで、こちらは魅力。でも、これはこれで、10年ぶりのオフライダーには障壁高いかなと。
いずれにせよ、SUZUKIさん。他社よりもオフにまじめだなぁという好感触であります。